【台北のお寺】台湾文化と歴史が味わえる!台北市内で人気の寺院・宮・廟おすすめ11選と参拝の基本

台湾文化と歴史が味わえる!台北市内の人気の寺院・宮・廟おすすめ11選と参拝の基本

台湾の首都「台北」は由緒ある寺院や宮・廟が多くある場所でもあります。

お寺などの歴史建造物をめぐる旅は台湾の歴史を感じることができ、台湾観光の目玉となっています。

今回は、台北の中でも特に古い寺院や、龍山寺、台北三大廟、「鬼が見える」と言い伝えられている道教寺院など、様々な寺院をご紹介!

この機会に、行きたい寺院をぜひチェックしてみてください♪

艋舺龍山寺(Longshan Temple)【りゅうざんじ/ロンシャンスー】

艋舺龍山寺(Longshan Temple)【りゅうざんじ/ロンシャンスー】

1738年~1740年に建設された、台北の中でも特に古い寺院です。

「艋舺」というのは、現在の萬華地区のこと。

中国の福建省から台湾に移住してきた人が、流行っていた疫病などから平安を願って建設しました。

基本的には仏教の寺院ですが、道教、儒教などの影響も受けているのが特徴。

パワースポットとして地元でも名が知れている場所です。

聖観世音菩薩がご本尊で、天上聖母や文昌帝君、関聖帝君等も祀られている艋舺龍山寺では、日本が統治していた頃に改修工事も行われていました。

第二次世界大戦中は、台北も空襲で大きな被害を受けましたが、木像でできている本尊や観音菩薩像は被害を受けませんでした。

損害を受けた建物も1953年に再建され、固定古跡に指定されるなど、台湾ではその価値と文化が現在も大切に受け継がれています。

艋舺龍山寺の境内には、パワーストーンのブレスレットが150元(日本円で540円ほど)、御守は25~50元(約90~180円)で売られています。

気になる方はぜひ手に取ってみてください。

御守には、交通安全を願うものなど日本人の馴染みが深いものも♪

また、艋舺龍山寺はアクセスも良いので、観光しやすいスポット。

寺院の周りは夜になると夜市などが開かれたり、古くレトロな町並みがあったり、骨董のお店があって見応えもあり楽しいですよ。

艋舺龍山寺を訪れた際には、ぜひ周囲の散策も楽しんでください!

意外に知られていないのが、「龍山寺」は台北市以外にも台湾全土に数箇所あるお寺ということ。

以下は龍山寺のラインナップです。

艋舺龍山寺(台北市)
淡水龍山寺(新北市)
鹿港龍山寺(彰化県)
台南龍山寺(台南市)
鳳山龍山寺(高尾市)

もし最寄りを観光の際はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょう。

詳細情報

開館時間:6:00~22:00
住所:10853台北市萬華區廣州街211號
アクセス:板南線「龍山寺」駅から徒歩5分
入場料金:無料

艋舺清水巌祖師廟(Bangka Qingshui Temple)【もうこうせいすいがん】

艋舺清水巌祖師廟(Bangka Qingshui Temple)【もうこうせいすいがん】

艋舺龍山寺から徒歩8分ほどの場所にある寺院で、こちらも行きやすいスポット。

観光客などが比較的多い龍山寺と近い場所にあるのに、こちらの寺院は人の流れが穏やかで、ゆっくり鑑賞することができます。

艋舺龍山寺は、1985年に「固定史跡」にも指定されました。

艋舺龍山寺には清水祖師が神として祀られています。

他にも漁業の神「媽祖」や商売繁盛の神「関羽」、学問の神「文昌帝君」、書物の神「魁星」なども祀られています。艋舺龍山寺は道教と仏教が混在している寺院です。

1896年、日本が台湾を統治していた頃には、国語学校の付属学校としても活用されていたことも。

その後は台北州立第二学校が設立し、多くの学生がこの場に通っていました。

艋舺龍山寺の観光をするなら、特にチェックして欲しいポイントがあります。

それは1817年に作られた「南極仙翁」と「麻姑獻壽」のレンガ彫刻。

こちらは台湾で作られたレンガ彫刻の中でも特に古いといわれていて見応え抜群です。

それ以外の装飾も、寺院内は天井が低めなのでじっくり鑑賞できますよ。

近くには飲食可能なお店もいくつかあるので、そちらにもぜひ立ち寄ってみてください!

詳細情報

開館時間:6:00〜21:00(変更の場合あり)
住所:108台北市萬華區康定路81號
アクセス:板南線、松山新店線「西門」駅から徒歩8分
入場料金:無料

大龍峒保安宮(Dalongdong Baoan Temple)【ほうあんぐう】

大龍峒保安宮(Dalongdong Baoan Temple)【ほうあんぐう】

1742年に建てられた寺院で、医療と医学で多くの人命を救った「保生大帝」が祀られています。

他にも、農業の神「神農大帝」や商売の神「開聖夫子」、学問の神「孔聖夫子」などの福神も祀られていて、多くの人が参拝に訪れます。

大龍峒保安宮は建てられたばかりのころは簡易的なつくりでしたが、御利益を感謝する人々によって1755年~1760年の間、寺院が拡大されました。

さらに1805年から約25年間の間で寺院をもっと拡大。この時は40店舗商店が資金を出したと言われています。

1917年から2年間は、日本統治が行われていた時期で、大規模な修復作業も行われました。

大龍峒保安宮はこのような拡大や修復を重ねて、現在の姿となったのです。

アクセスも良く、大龍峒保安宮の周辺にはドリンクスタンドもあるので、歩き疲れたらそちらへ立ち寄るのもおすすめです!

大龍峒保安宮は2003年にユネスコ「アジア太平洋文化遺産保全賞」も受賞し、その価値が世界的にも認められています。

寺院内は美しい壁画も見どころのひとつ。

訪れた際は、じっくり歩きながら鑑賞してください♪

詳細情報

開館時間:6:30〜22:00
住所:103台北市大同區哈密街61號(地図)
アクセス:淡水信義線「圓山」駅から徒歩8分
入場料金:無料

行天宮(Xingtian Temple)【しんてんぐう】

行天宮(Xingtian Temple)【しんてんぐう】
周辺にある「行天宮駅」から徒歩5分ほどとアクセス抜群。駅名には、こちらの寺院の名前がそのまま使われています。

行天宮は1967年に建てられ、三国志でも有名な関羽が祀られているスポット。

誠実で人からも慕われた関羽の生き様は商道徳にもつながり、商売繁盛の神として台湾で親しまれています。

行天宮には、関羽をはじめ、中国八仙のひとり「呂洞賓」や竈の神「張単」、雷神「王善」、南宋時代の武将「岳飛」の五聖恩主も祀られています。

また、寺院内の屋根には大きな龍は迫力があって見応えがあります!訪ねた際はそちらもぜひチェックしてみてください。

寺院では参拝の他にお祓いしてもらうことも可能。

また、敷地内では地下道もあり、占いもしてもらえます!日本語に対応してくれるところもあるので、興味があれば立ち寄ってみるのもおすすめです。

詳細情報

開館時間:6:00〜22:00
住所:10491台北市中山區民權東路二段109號
アクセス:中和新蘆線「行天宮」駅から徒歩6分
入場料金:無料

先嗇宮(Xianse Temple)【せんしょくぐう】

先嗇宮(Xianse Temple)【せんしょくぐう】

「五穀王廟」や「五谷王廟」とも呼ばれている先嗇宮は、新北市三重区にあります。

1755年に建てられて、市の指定古跡となっています。

先嗇宮では医薬・農業の神である「神農大帝」が祀られています。

元々先嗇宮は新荘区頭前荘周辺にありましたが、河の氾濫の影響で現在の場所へと移され、外観は1925年の日本統治時代に再建されました。

先嗇宮は台湾桃園国際空港から台北市内に向かう時に見える寺院なので、外観を見たことがある方も多いのではないでしょうか?

台北からのアクセスも良いので、観光途中に立ち寄るのもおすすめ♪

周囲に立ち寄れるスポットは特にないですが、時間があればゆっくり立ち寄っていただきたいスポットです。

詳細情報

開館時間:6:00〜21:00
住所:241新北市三重區五谷王北街77號(地図)
アクセス:中和新蘆線「先嗇宮駅」から徒歩9分
入場料金:無料

艋舺青山宮(Bangka Qingshan Temple)【せいざんぐう】

艋舺青山宮(Bangka Qingshan Temple)【せいざんぐう】

三国自体の呉の初代皇帝「孫権」に仕えた将軍「張滾」が主神として祀られている寺院。

張滾は疫病を鎮める能力を持つ「青山王」、「霊安尊王」などともいわれています。

1850年代の創建当初はペストなどの疫病が流行していて、艋舺青山宮はそれらを鎮める力があると信じられていました。

艋舺青山宮は3つの建物が連なった寺院で、主に木と石で作られています。

観光客も少ないので、ゆっくり見て回ることもできますよ♪

艋舺青山宮の入り口の天井の装飾や青山王の姿は見応えがあるので、ぜひじっくり鑑賞してください。

詳細情報

開館時間:5:30〜21:00
住所:108台北市萬華區貴陽街二段218號
アクセス:板南線「龍山寺」駅から徒歩8分
入場料金:無料

台北霞海城隍廟(Taipei Xia Hai City God Temple)【たいぺいかかいじょうこうびょう】

1856~1859年に建てられた寺院で、台北市の迪化街にあります。

台北には寺院の場所が建てられた場所から移動したり拡張されることも多いですが、こちらの寺院は建てられた場所も大きさも建設当初から変わりません。

主神として祀られているのは「城隍爺」。無病息災や金運上昇などを司る神様として知られています。

1971年には縁結びの神様である「月下老人」も奉納されて、恋愛成就を願う女性の参拝客も多く訪れています。

こちらの寺院は日本語で参拝方法が案内されているので、初めて行った方でも安心♪

また、5月には城隍爺の生誕祭もあり、大変盛り上がります。毎年5月13日にパレードも催されるので、この時期に台北に行かれる方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

詳細情報

開館時間:6:16〜19:47
住所:103台北市大同區迪化街一段61號(地図)
アクセス:松山新店線「北門」駅から徒歩10分
入場料金:無料

松山慈祐宮(Songshan Ciyou Temple)【まつやまじゆうぐう】

松山慈祐宮(Songshan Ciyou Temple)【まつやまじゆうぐう】

饒河街観光夜市の近くであり、松山新店線の「松山駅」からもアクセス抜群な松山慈祐宮も、観光地として人気の高いスポットです。

松山慈祐宮は1753年に建てられ、航海や漁業の神である「黒面媽祖」などが祀られています。

松山慈祐宮は外観だけではなく、内観の装飾も豪華!

外観は赤や金で装飾されていて、目を惹きます。夜はライトアップもされてさらに綺麗に♪夜には夜市も開催されるので、訪れる時間帯は夜がおすすめです。

屋根の上部には福禄寿が飾られている他、赤鬼(千里眼)と青鬼(順風耳)も飾られています。ぜひカメラ片手に外観と内観をじっくり見て回ってください♪

詳細情報

開館時間:6:00〜22:30
住所:105台北市松山區八德路四段761號
アクセス:松山新店線「松山」駅から徒歩1分
入場料金:無料

台北天后宮(Taipei Tianhou Temple)【たいぺいてんほうぐう】

台北天后宮は道教寺院で1746年に建てられました。天上聖母であり、航海の安全を願う神でもある「媽祖」が主神として祀られていて、台湾の人に広く信仰されています。

1910年、日本が統治していた頃は「弘法寺」と改名されていました。

その名残は今も残っていて、台北天后宮には弘法大師や空海が祀られています。

それから火災などで破損しましたが、再建を経て1967年に今の「台北天后宮」の名となりました。

国家一級古跡にも認定されていて、ライオンや象の装飾も美しく見応えがあります。

縁結びの神としても知られる月下老人の寺廟もあり、パワースポットとしても人気です。
西門町にあるので、気になる方はぜひ立ち寄ってみてください♪

詳細情報

開館時間:6:00〜22:00
住所:10844台北市萬華區成都路51號
アクセス:板南線、松山新店線「西門駅」から徒歩2分
入場料金:無料

臺北孔子廟(Taipei Confucius Temple)【たいぺいこうしびょう】

学問の神として有名な孔子が祀られている寺院で、1879年に建てられました。

元々の孔子廊もありましたが、こちらは台北市立第一女子高級学校の建設で取り壊され、1925年から1939年の間に別の場所へと移されました。

臺北孔子廟の周りは自然に囲まれているので、ゆったりと中を散策することができます。

また、孔子の誕生日である9月28日は毎年「孔子祭」が催され、大いに盛り上がります。

主殿には孔子をはじめ四配、十二哲人の位牌が祀られています。主殿は中国の名工「王益順」が設計していて、豪華な装飾はかなり見どころです!

他にも「櫺星門」や「釈奠典礼」なども装飾が綺麗でじっくり見たい方におすすめ。

境内には日本語の案内もあるので、迷うことなく観光することができますよ♪

記念品ショップもあるので、気になる方はそちらにも立ち寄ってみてください。

明倫堂では現在4Dシアターが設置されていて、儒学文学をフィルム越しに見ることもできます。

最寄り駅の「圓山駅」は台北駅から乗り換えずに行けるのでのアクセスも抜群!
夜は台湾名物の夜市も開催されてより賑やかに♪日中から夜にかけて楽しみたい方に、おすすめのスポットです。

詳細情報

開館時間:8:30〜21:00
定休日:月曜日
住所:103台北市大同區大龍街275號
アクセス:淡水信義線「圓山駅」から徒歩7分
入場料金:無料

西本願寺跡(Xibenyuan Temple Square)【にしほんがんじあと】

台北の中心、西門町駅からすぐ近くにある西本願寺跡も、台北観光におすすめのスポット。

こちらは元々1920年代から1930年代にかけて本堂や参道等が作られ、作られた当初は台湾で最も大きい日本式寺院でした。

太平洋戦争で廃寺となり、その後火災にも見舞われて敷地内の建造物はほぼ焼失してしまいましたが、今は公園として多くの人が集えるスペースとなっています。

西本願寺跡の周囲の通りにある壁には、日本が統治していた当時に作られた線路や、学校などの建造物が紹介されています。

のんびり散策しながらそちらを見て歴史を感じるのもおすすめですよ!

また、かつての住職の宿舎だった「輪番所」は、現在カフェとして開放されています。

気になる方はそちらにもぜひ立ち寄ってみてください♪

台湾の寺院を参拝する時のルールと注意点

台湾の寺院での参拝方法は日本の参拝方法とは異なります。

中には境内に日本語の案内が設置されている寺院もありますが、ある程度のルールや注意点を知った上で寺院に向かうと安心ですよ♪

ここからは、そんな台湾の寺院を参拝する時のルールと注意点をご紹介していきます。

台湾で参拝する時は入口に注意

参拝するために廟に行く場合、入口が3ヶ所あるのが一般的です。

日本とは異なり迷路のようになっているので、どこから参拝すれば良いのか分からず戸惑うかもしれません。

そんな時でも参拝の順番を理解しておくと、より安心して境内を回ることができますよ♪

どの場所でも、初めに天を拝み、その次に主神を拝むのが一般的です。

廟の中には右側に白虎、左側に青龍がいます。台湾では「青龍がいる龍門から入り、出るのは虎口から」という言葉があります。

参拝の際は、この言葉通りに行いましょう。順番を守ることで、龍門では幸せを祈願すること、虎口から出ることで災いを回避することができると言われています。

また、はじめに入口が3ヶ所あるとご紹介しましたが、真ん中の入口は神仏の道で人間は通れません。

誤って入らないように注意しましょう。寺院によっては入口がひとつしかないところもありますが、その場合は、なるべく左右に寄って、中央を歩かないようにしましょう。

また寺院には参拝順序が看板で見やすく紹介されていることもあります。

参拝する前には、まず案内があるかどうかを確認しておくとより安心です♪

台湾で参拝する際の順番

ここからは台湾で参拝をする際の順番について詳しくご紹介していきます。

今後行く機会があるという方は、ぜひ参考にしてください。

台湾での参拝順番

①参拝前に果物や花をお供えします。

②お供え物と金紙を専用の台に置きます。

③お線香の数を数えて火をつけます。

④天公用の香炉に向かって拝んだ後、廟の中から体を外に向けて拝みます。香炉には左手でお線香をさすようにしましょう。  

⑤体を宮殿内に向けて中央の主神を拝み、主神用の香炉に線香をさします。

⑥主神以外の配祀神は、拝む神様に向かって右→左、前→後ろの順番で参拝。格が低い神様から参拝し、格が高い神様ほど後に参拝すると覚えておいてください。この時、ひとつの香炉に対してお線香は1本さしていきます。

⑦参拝をする時、神様に伝えるフレーズがありますが、それはまた別の機会にご紹介します。誠意を込めてその言葉を伝えることで、より願いが叶いやすくなりますよ。参拝する際は、丁寧に誠意を持って行うという気持ちも忘れずにいてください。

台湾で参拝する際の注意点

台湾で参拝する際には、覚えておきたい注意点もいくつかあるのでご紹介していきます。

  • ・身だしなみを整える

帽子やサングラスをかけてしまうと、神様から見てあなたが誰か分からなくなってしまいます。

参拝時は、あなたの顔がしっかりと分かるような身だしなみを心がけましょう。

女性は濃いメイクだと本当の顔が分からないですし、短いスカートなどを履くのも露出が高くなってしまうのでNG。男女ともにサンダルもおすすめしません。

  • ・大声で騒がない

神様に参拝する空間は神聖な場所です。参拝前には手を綺麗に洗い、お供え物を丁寧に台に置きましょう。

参拝中に騒いだり、列に割り込んだり、大きな声で騒ぐのはNG行為です。

  • ・参拝する前にどんな神様か確認する

台湾の寺院には多くの神様が祀られています。

自分の願い事を叶えてくれる神様ではないからといって、背を向けて去るのは失礼です。

参拝中は丁寧に接するよう心がけましょう。また、神様を指でさすのも失礼な行為。しないようにくれぐれも注意してください。

台北の寺院を巡って、歴史と文化を感じよう

台北には多くの寺院があり、台北の方たちの信仰心の深さを感じます。

台湾や台北の歴史を知れば、行くのがもっと楽しくなるはず♪

ご紹介した寺院は、日本人にも人気が高い三国志でも登場する「関羽」や、学校で学ぶ「孔子」なども祀られているので、自然と馴染みを感じられるスポットだと思います。

寺院内の装飾を鑑賞するのはもちろん、周辺の散策や参拝をするのも、台湾の文化や歴史に触れるのも楽しいですよ!

ご紹介した参拝の順番や注意点なども参考にしながら、観光の際はゆっくり巡ってみてください!